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マジックって何?
昨今インターネットの普及により、ほんの数年前と比べても、マジックというものの認知度は格段に向上しています。TVでも多数のマジシャンが活躍していますし、インターネットでも多数の動画が配信されています。
ところでそもそもマジックとは何でしょう?不思議であればそれだけでマジックなのでしょうか…?
【奇術】 1.仕掛けや手さばきで観客の目をくらまし、不思議なことをして見せる術。手品。 2.不思議な技術。 出典:三省堂「大辞林」 |
シンプルですが、やや漠然とし過ぎています。そこでさらに詳しく調べるためにウィキペディアで検索してみると…
奇術(きじゅつ)とは、人間の錯覚や思い込みを利用し、実際には合理的な原理を用いてあたかも「実現不可能なこと」が起きているかのように見せかける芸能。通常、観客に見せることを前提としてそのための発展を遂げてきたものをいう。マジック(magic)とも表記する。手品(てじな)と同義であり、古くは手妻(てづま)、品玉(しなだま)とも呼ばれた。また、奇術を行う者をマジシャン(magician)、奇術師(きじゅつし)、手品師(てじなし)などと呼称する。 出典:フリー百科事典「ウィキペディア(Wikipedia)」 |
と説明されています。
さてこの前半部分、いろいろなマジックの関連サイトや書籍でも紹介されている言葉ですが、実はこれには原典(とでも呼ぶべきもの)があります。泡坂妻夫氏の著書「トリック交響曲」の中の以下の言葉です。
奇術とは、合理的な方法によって、観客の知覚を誤らせ、不思議の世界を体験させることを目的とした芸能である。 出典:時事通信社「トリック交響曲/泡坂妻夫・著」 |
端的にまとめられた、非常に理解りやすい一文です。
さらに、ここで重要なのは「合理的な方法」である事、そして「芸能」である事です。“知覚を誤らせ、不思議の世界を体験させる”と言っても、それが非合理的な方法であっては、観客にとって不快に感じられてしまうかも知れません。
TAMC(東京アマチュアマジシャンズクラブ)会員でもあった中村弘氏は著書「マジックは科学(講談社ブルーバックス)」の中で次のように語られています。
「理に適っていないことを、適っているように見せるのは詐欺」 「理に適っていることを、適っていないように見せるのが奇術」 出典:講談社ブルーバックス「マジックは科学/中村弘・著」 |
一言で言えば“騙し方の違い”という事であり、マジックには不思議さ以上に楽しさが必要という事ですね!
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