TEL. 03-5361-1596(玩具売場直通)
〒151-8580 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-2
新宿高島屋9F 玩具売場内
大勢の前で演じる場合(サロン・ステージマジック)
結婚披露宴、誕生日会、新年会や忘年会等の宴席、お楽しみ会や謝恩会…普段の日常とはまた別の、特別な機会に演じるマジックもたくさんあります。特に日頃からマジックをやっていると、友人・知人から当てにされ頼まれる事もあります。と言っても、クロースアップ専門の方、もしくはマジック自体初めての方にとっては、「…何をどう演じればいいの!?」「…どの位持たせれば大丈夫!?」といろいろと困惑する事も多いでしょう。
クロースアップであれば、流れの中で(その場の雰囲気で)、もう少し続けるかどうか…次の演目を変更しようか…と考えながら進行する事もある程度可能ですが、サロン・ステージではそういう訳には行きません。全ての演目を決め、予め必要な道具を準備しておく必要があります。「序破急」「起承転結」、どんな進展形態でも構いませんが、ショーが進行するに従って観客が演者のテンポに乗って来てくれるのが理想的な展開です
さらにサロン・ステージでのショーの場合、不思議さの他に派手さ(=見栄えのする現象)も重要です。こちらもエンディングに向かってだんだんと増して行くのが理想的です。最後は、他に比べて一層派手な現象(例:“カラフルなシルクが次々と出て来る”、“紙吹雪や紙テープが舞い散る”等)を起こせば、必然的にクライマックスだと理解して貰えます。
スムーズに拍手が起こる状況を作れるので最後の演目はとりわけ重要です。決して尻窄みにならないようにしましょう。
【オープニング】 これから始まるショーの導入部、いわゆる“掴み(ツカミ)”です。シンプルかつインパクトの強い現象を演じましょう。「出現」「消失」「変化」といったビジュアルな(=視覚的効果の高い)ものが理想です。逆にいくら不思議であっても、例えば「予言」のように、時間が掛かってしまったり、観客に手伝って貰う必要があったりする現象はオープニングには適していません。なぜなら、観客はまだマジックを見る態勢に入っていない(=演者に心を開いていない)ため、真剣に見て貰えなかったり、手伝いを拒否されたりする可能性が非常に高くなってしまいます。反面、最初に掴んでしまえば、観客に「次はどんなマジックだろう?」「早く次のマジックを観たい!」という欲求を起こす事が出来、その後の展開が大変楽になります。 →「アピアリングケーン(黒・銀)」 →「よみがえる新聞紙」 →「スペシャルフラワールーティーン(演技・解説DVD付)」など 【中ネタ】 中盤のネタです。観客がマジックを“観る態勢”になってくれれば、もうこちらのもの。ちょっと凝った手順のものを演じてもちゃんと付いて来てくれます。また可能であれば、カードを選んで貰ったり、持ち物(お札や指輪等)を借りたり、道具を持っていて貰ったり…と、観客に何らかの形で手伝って貰うスタイルのものを取り入れるといいでしょう。観客は自分がそのマジックに参加出来るため非常に喜ばれます。そういったマジックを時間に応じて2〜3種類用意しましょう。さらに下記の項目を意識してマジックを選ぶと全体的なバランスもよくなります。
→「魔のロープ」 →「バルーンイリュージョン」 →「フォーナイトメアーズDX」 →「フィッシャーズドリーム」 →「【新】ル・ポール・ウォレット」など 【エンディング】 いよいよ最後の演目、ショー全体の締めを飾るクライマックスです。 最後のマジックは一番記憶に残りやすいもの…ショー全体の印象をも左右する最も重要な演目です。観客全員が一斉に驚いてくれるよう(=自然に拍手が湧き起こるよう)、可能な限り華やかに行きましょう! →「レインボーシルク特別ルーティーン(演技・解説DVD付)」 →「シルクセレナーデ」+「チェンジバッグ」+「シルクストリーマーDX」など |
最後に、観客のタイプ(年齢やシチュエーション等)に適したマジックを選ぶ事も重要です。
幼稚園や老人ホーム等で演じる場合は「出現」「消失」「変化」等の極力シンプルで分かりやすい現象のものを選びましょう。サッカートリックのように結末まで二転三転するマジックは、現象を理解して貰うのが困難なため、途中で飽きられてしまう場合があります。また宴席でのカードマジックも危険です。特に酔っ払っている方に「このカードを覚えてください」…10秒後には忘れられている事もしばしばです(笑)。
せっかく演じるのですから、観ている観客全員に“楽しかった”と思って貰えるといいですね!
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