TEL. 03-5361-1596(玩具売場直通)
〒151-8580 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-2
新宿高島屋9F 玩具売場内
ロベール・ウーダンの言葉
「近代奇術の父」と呼ばれるフランスのマジシャン、ロベール・ウーダン氏が残した名言です。
「マジシャンはジャグラー(曲芸師)ではない。魔法使いの役を演じる俳優である」 |
ちなみにジャグラーとはどういう人でしょう?
【ジャグラー】 大道芸人。特に玉など物を投げて器用に扱う人。 出典:三省堂「大辞林」 |
ジャグリングはその超絶技巧の度合から、誰が見ても「きっと訓練に訓練を重ねてあれだけの技を習得したんだな」と一見して理解って貰える芸です。
ところがマジックは残念ながらそういう訳にはいきません。
技法(テクニック)や道具(ギミック)を駆使し、時にはそれらを複雑に組み合わせて様々なマジックの現象を起こしますが、観客が観ているのはその現象の部分であり、技法(テクニック)や道具(ギミック)は、現象を起こすために水面下で用いられる手段・方法の一部に過ぎません。
マジシャンは一度舞台に上がったら、手先の器用さやその手法を誇示するのではなく、不思議を作り出す(=魔法使いの役をこなす)事だけに集中するべきである、という意味が込められた言葉です。
さらに氏はこの言葉の後に「役者になり切る事で落ち着いた演技が出来、観客をより華麗に騙せる」という旨の言葉も続けています。
ちなみにテンヨー開発部の鈴木徹氏は、自身の作品集「魔法使い主義(下村知行・著)」の中で「どうやって新しいマジックを考えるんだい?」という下村氏(同・開発部)の質問に対して次のように答えていました。
「自分が本当の魔法使いだったら何をしたいか考えるんだ」
演じる立場、創造する立場、いずれもマジックに関わる者として、目指すは魔法使いである事に違いはないようです。
〒151-8580 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-2
新宿高島屋9F 玩具売場内
TEL. 03-5361-1596
(玩具売場直通)
※手品コーナースタッフをお呼び出しください。