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ビリーズマジックショップは新宿高島屋9Fにある実演が見られるマジックショップです。

TEL. 03-5361-1596(玩具売場直通)

〒151-8580 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-2
新宿高島屋9F 玩具売場内

これからマジックを始める方へfor biginner

動きの意味を考える

…突然ですが、お札にペンを刺した事がありますか?

「サイキックペン」というマジックがあります。
相手から借りたお札にペンを突き刺した後、ペンを引き抜くと一瞬にして穴が復活するという、TVでもお馴染みのマジックです。

このマジックは「開けた穴が塞がる」現象であって、それ以前(お札にペンを突き立てる箇所)はまだ準備段階です。
という事は、心のどこかで「失敗したらどうしよう!?」(=「上手く突き立てられず穴が開かなかったら!?」、「その時に誤って手を刺してしまったら!?」、さらには「開けた穴がもし塞がらなかったら!?」)とドキドキしながらペンを構えるはずです。実際にやってみると分かりますが、お札にペンを突き刺す(=穴を開ける)というのは、かなり躊躇してしまう行為です。…にもかかわらず、(マジックに慣れている方であればある程)あまりにも華麗にペンを突き刺す方が多いのです(苦笑)
“演者がマジックの成功を確信している表れ”ともとれますが、やはりどこかしら不自然な感は否めません。

マジックの神様と呼ばれる“プロフェッサー”ダイ・ヴァーノンは

「Be natural.(=自然であれ。)」

という言葉を遺しています。
これには様々な解釈がありますが、文字通り“自然な演技”を行うには、例えば技法を使っている際、観客にその気配を悟られてはいけません。
ビリーも、師と仰ぐスピリット百瀬氏から
”技法を使っている時と使っていない時の動きの差を極力なくすように”という旨の指導を受けました。
これは「技法」を「ギミック」に置き換えても成り立つ事だと思います。

せっかく日用品(のギミック)を使っているのであれば、それがギミックだと悟られないように扱う事が重要です。
様々なトリックデックも、観客の目からは何の仕掛けもない普通のトランプに見えるから不思議なのです。

観客は、演者の何気ない仕草や視線の動きから、ちょっとした違和感を敏感に感じ取ります。
不自然さを醸し出さないためには、たとえ技法(ギミック)を使っていても「自分は技法(ギミック)を使っていない」という意識で一つ一つの動きを行う事が重要です。


ショップ外観

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ビリーズマジックショップ

〒151-8580 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-2
新宿高島屋9F 玩具売場内
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(玩具売場直通)
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