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ビリーズマジックショップは新宿高島屋9Fにある実演が見られるマジックショップです。

TEL. 03-5361-1596(玩具売場直通)

〒151-8580 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-2
新宿高島屋9F 玩具売場内

これからマジックを始める方へfor biginner

サーストンの三原則


マジックの世界で古くから知られている三原則です。マジックを演じる方であれば誰もが知っておくべき重要な事柄です。

1.「マジックを演じる前に現象を説明してはならない」
2.「同じマジックを繰り返して演じてはならない」
3.「種明かしをしてはならない」


もちろん三項目共、明確な理由があります。一体どういう事でしょう?もう少し詳しく解説しましょう。

まず1番目。
これから何が起こるかを先に知ってしまっていては、マジックを観る上で一番の楽しみである「驚き(=意外性)」が薄れてしまいます。例えて言うならば、犯人が分かっている推理小説を読むようなもので、純粋にドキドキ・ワクワクして観られなくなってしまいます。結末が分かっていても楽しめるように構成されたマジックも多々ありますが、通常、現象は先に説明しないものです。

続けて2番目。
もう一度同じ演技を繰り返すと、観客はその先の手順や結末を(先程の演技で観て)既に知ってしまっているため、前項同様に、純粋に「驚き(=意外性)」を楽しめません。さらに観客の心情として「二度目は何とか見破ってやろう」と思うのは必然であり、タネの詮索を促す事にも繋がります。こちらも、繰り返す事で不思議さを増しているマジックも多々ありますが、それはそういう演出として仕上げられているもので、全く同じ演技を繰り返している訳ではありません。同じ演技を繰り返すのも、基本的には御法度です。

最後に3番目。
言わずもがな一番重要な事で「驚き(=意外性)」が薄れるどころか完璧に消えてしまいます!一度タネをバラしてしまうと二度と同じマジックを演じられなくなってしまいます。バラされた方も同様で、タネを知ってしまったマジックでは二度と純粋に驚けなくなってしまいます。演者・観客お互いのために、マジックのタネは絶対にバラしてはいけません。 近年ではインターネットの普及に伴い、残念ながら種明かしの氾濫が止まる処を知らない状況ですが(悲)…これを読んで頂いた皆様には、ぜひ守って頂けるよう心から願っています。

ところでこれらの言葉、アメリカのマジシャン、ハワード・サーストン氏の言葉という事になっていますが、実際の処は不明です。坂本種芳氏の著書「奇術特選20選」の裏表紙にもこの三原則が記載されており、誰の言葉なのか諸説取り沙汰されています。
イギリスのマジシャン、プロフェッサー・ホフマン氏の著書「モダンマジック」にも1番目、2番目と同様の事柄が記されていました。ちなみにテンヨー商品の初期の説明書にも同様の注意が“エチケット”として記載されています。


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